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湯村温泉

国内旅行の楽しみと奥深さについて極めてみたいです。お遍路参り、世界遺産巡り、名湯・秘湯の旅など魅力は尽きません。湯村温泉は、兵庫県美方郡新温泉町大字湯にある温泉です。
平安時代（848年）開湯という歴史ある山陰の山峡にある閑静な湯治湯です。
「湯けむりの郷」と称し、また1981年のNHKドラマ「夢千代日記」のロケ地としてその風情が全国に知られるようになり、以来「夢千代の里」とも称しています。
泉質は炭酸水素塩泉、塩化物硫酸塩泉です。
効能は神経痛、関節痛、筋肉痛、慢性消化器病、慢性皮膚病などに効きます。
特徴は今から約1,200年前、慈覚大師によって開湯されたと伝えられる古湯です。

温泉街を流れる春来川沿いに湧く荒湯源泉は、毎分470リットルもの豊富な湯量を誇ります。
また、98度という高温の湯を使った名物・荒湯たまごや傍らの湯つぼで野菜を茹でる光景は、すっかり町の風物詩となっています。
豊富な湯を利用した長さ約7ｍ、日本一長い足湯も楽しめます。
温泉街全体の源泉数は約60ヶ所。
1分間に約2,300リットルが湧出し、各家庭へ配湯されています。

水揚げ量日本一の浜坂港から直送される獲れたてのホタルイカは、お刺身や湯がきで食されます。
さらに、きめ細かい霜降りと鮮やかな紅色が自慢の但馬ビーフ、温泉水で茹でた蕎麦など一度は味わってみたい逸品ばかりです。
海に近い旅館では、冬になると活きのいい松葉ガニ料理も堪能できます。
あれも食べたい、これも気になると、何度訪れても飽きることなく楽しめます。
主な宿として、御やどゆもとは開湯1150余年、今でも98度のお湯が湧き続ける効能豊かな温泉を堪能できます。
八田屋旅館は慈覚大師により開湯されたと伝えられる湯村温泉の老舗宿です。