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ハードディスククラッシュ

ハードディスク（ＨＤ）メンテとリカバリーで困らないためにがわかるように必要な項目と情報を整理しています。ここからはハードディスク（ＨＤ）メンテとリカバリーカードのポイントです。ハードディスクに起こる障害を、「クラッシュ」と呼ぶことがあります。
なんだかわからないけどハードディスクが壊れたようだ、という時に
『いやあ、ハードディスクがクラッシュしちゃってね』などと使うのです。
なんとなく語感がかっこいい気もしますが、普通に『壊れた』と言ったって全然構いません。
よくいうクラッシュとは別に、ハードディスクには「ヘッドクラッシュ」というものがあります。
ハードディスクは円盤状のディスクが高速回転し、その上をヘッドが移動することでデータを読み書きしています。
これはレコードをイメージするといいでしょう。
レコードと違うのは、ディスクの上に潤滑剤が塗ってあること。
この潤滑剤が劣化するとヘッドがディスクに引っかかるようになってしまいます。
この状態をヘッドクラッシュと呼ぶのです。
ヘッドクラッシュは完全接触型、断続接触型、吸着型の３タイプに分かれます。
完全接触型はもっとも起こりやすく、かつ完全にアウトなタイプ。
衝撃などでヘッドがディスクにぶつかってしまった状態です。
断続接触型はヘッドがディスクにくっついたり離れたりを繰り返すタイプ。
いつ完全にクラッシュしてもおかしくない状態です。
吸着型はヘッドがディスクにくっついてしまうタイプ。
長く使ってるパソコンに起こりやすい症状です。
ヘッドクラッシュは、ある程度事前に察知することができます。
パソコンから出る、ウイィンといった音がいつもと違うと感じたら、クラッシュの前兆かもしれません。