介護付き老人ホームの問題点家族の介護のために！

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介護付き老人ホームの問題点

介護に関して基礎情報となるものをまとめてみました。介護の本題です。人間年をとって、誰の世話にならずに過ごせれば、いいのですが、老いは惨いもので、そうは許してくれません。
今の世の中、核家族化して親子の同居も少なくなっています。

若いうちはよくても、年をとって誰に面倒を見てもらうかは、あまり多くの選択肢はないと思います。
一般的には、家族の介護負担を考えると、有料の介護付き老人ホームに入居するしかありません。
介護付きの有料老人ホームに付いて、色々取り沙汰されていますが、高齢化社会の幕開けの時代では、社会制度としての介護付きの有料老人ホームには、たくさんの宿題が山積みされています。

介護付き有料老人ホームは、厚生省令の要件を満たせば、介護保険の給付を受けられる事で、省令導入後急増しました。
高齢化社会による、新しい介護福祉ビジネスとして、政府からお墨付きを貰ったようなもので、本来の介護付き老人ホームの目的から逸脱し、営利目的の業者も少なくありません。

特別養護老人ホームのように、厳しい制約のない介護付き有料老人ホームは、一般の企業の参入を容易にしますが、介護者の人材不足や被介護者への虐待、設備が不十分な施設など、様々な問題点が指摘されていますが、実際問題、許認可さえとれば、政府からのチェックはないも同然で、介護付き有料老人ホームは野放し状態でした。

老人福祉法の改正で、介護付き有料老人ホームの管理・監視体制の強化が盛り込まれましたが、遅きに逸した言わざるを得ません。