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自毛　植毛

美容整形、比較的軽いとされるプチ整形でも、やはり手術や施療を受ける前には慎重に見極めることが大事です。ここからが美容整形の本題です。自毛植毛とは、男性ホルモンによって年齢と共に頭のてっぺんが禿げてしまった人に、自分の他の毛を植毛することです。
男性ホルモンの影響で、男性の頭髪は側頭部と後頭部は髪の毛がほとんど禿げないようになっています。
そこで、こうした部位の頭髪を採取して、髪の毛の生え際や、薄くなった部分に植毛する技術が発達してきました。

この自毛植毛は、１８００年頃から考え出されてきましたが、最初は採取する植毛株が多く、それを薄くなった部分に植え込んでも、とても不自然でした。
そこで、自毛植毛はいかに数少ない単位で、植毛株を採取して薄くなった頭皮の毛穴に一本ずつ植毛するかということがテーマになってきました。

これらはとても細かい作業なので、時間もかかるだけでなく技術的にも難しいので、機械によって行う国もありました。
けれども、機械ではやはり、自毛植毛は自然な仕上がりにならないことが分かっています。
自毛植毛の問題点は、採取する自毛の本数に限界があると言うことです。

そこで、現在開発研究が進んでいるのが、クローン技術を利用した自毛植毛です。
クローン技術が進めば、自毛を側頭部や後頭部から少し採取するだけで、自毛植毛できます。
現在自毛植毛は、採取する自毛をドナーと呼んでいます。

ドナー採取よりも、それを植毛する方が難しいとされています。
なぜならそれは、植毛密度や毛が生える向きが自然な仕上がりにならなければならないからです。
すべては、自毛植毛をする医師の腕前にかかっていると言えます。