指定介護療養型医療施設

指定介護療養型医療施設とは、長い期間にわたって、入院や療養が必要になる患者のための
介護保険施設のことです。ですが、指定介護療養型医療施設が廃止された後の受け入れ先となる、
指定介護老人福祉施設(特別養護老人ホーム)と介護老人保健施設は、介護福祉士はいても、
医療に慣れた看護師の数は少ないのが現状です。

指定介護療養型医療施設とは、長い期間にわたって、入院や療養が必要になる患者のための
介護保険施設のことです。要介護の患者に対して、入院、看護、介護、機能訓練といった
医療サービスが提供されます。療養を受ける際、介護保険が適用されるためには、
要介護認定を受けておく必要があります。施設でサービスを受けるためには、
65才以上の第一号被保険者か、40才以上65才未満の第二号被保険者が条件となります。

通常の病院では、高齢者が入院できる日数は3ヶ月と制限されていますので、
入院日数の制限がない指定介護療養型医療施設は、その意味において、
高齢者の要介護患者を持つ家族には有難いのです。ですが、厚生労働省は介護保険三施設のうち、
この指定介護療養型医療施設は2011年度末で廃止し、2012年度以降は、
特別養護老人ホームと介護老人保健施設の二施設に絞ることを予定しています。

これは、介護の病床と医療の病床の区分があいまいなことで、介護と医療の
保険適用がうまくいっていないためと説明されています。ですが、指定介護療養型医療施設が
廃止された後の受け入れ先となる、指定介護老人福祉施設(特別養護老人ホーム)
と介護老人保健施設は、介護福祉士はいても、医療に慣れた看護師の数は少ないのが現状です。

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